・7/16 ロピア熱田コジマ店(名古屋市)
店舗HP
愛知県名古屋市熱田区大宝2-4-22
営業時間 10:00~20:00
開店日 2026/07/16


◇出店地付近の地図
ロピア熱田コジマ店 新規出店の背景と店舗の特徴
食品スーパー「ロピア」を運営するOICグループ(神奈川県川崎市)は、2026年7月16日、愛知県名古屋市に「ロピア熱田コジマ店」を新規出店します。
「ロピア熱田コジマ店」の概要と店舗コンセプト
「ロピア熱田コジマ店」は、地域の歴史や文化を店舗空間に取り入れた特色ある店舗づくりを進めています。
店舗のテーマ 熱田神宮にゆかりのある「熱田の杜(もり)」をテーマに掲げ、歴史・文化・食を融合させた「食のテーマパーク」としての売場構成を目指しています。店内には、熱田神宮で神の使いとして親しまれる「神鶏(しんけい)」をはじめ、様々な動物の装飾が配置され、買い物を楽しめる演出が施されています。
主な商品構成と売場の特徴
青果部門 バナナ、キャベツ、大根、長ねぎなど、日常の食卓に欠かせない新鮮な野菜や果物を幅広く取り揃えます。
精肉部門 ロピアの創業事業である強みを活かし、豚肉カテゴリーを強化しています。ポークステーキや味付け肉など、具体的な食べ方の提案を伴う売場づくりを行います。
水産・惣菜部門 活魚や天然魚、寿司、丼、焼き魚惣菜を提供するほか、季節需要(土用の丑の日)に合わせたうなぎ商品を展開します。また、名古屋の食文化に合わせた新名物「うなぎパイ」や、夏限定の「初恋レモン」シリーズの惣菜・スイーツを導入します。
そ の他 自主企画商品(PB商品:プライベートブランド=自社開発商品)や長期販売商品、米、冷凍食品、大容量商品を豊富に展開します。
財務・業績推移の分析
運営母体であるOICグループは株式を上場していない非上場企業ですが、採用情報やグループ広報、報道資料により連結売上高が公表されています。
直近におけるグループ連結売上高の推移
2023年2月期 3,401億円
2024年2月期 4,126億円
2025年2月期 5,213億円
2026年2月期 6,404億円
2020年2月期における単体売上高(1,595億円)と比較すると、6年間で約4倍の事業規模に拡大しています。この急成長を支えているのは、年間20店舗から30店舗ペースの新規出店、既存店舗の積極的な見直し(不採算店の閉鎖と新規出店への投資)、および地方の食品スーパーを中心とした企業の合併・買収(M&A)です。
出店戦略とエリア展開
ロピアの出店戦略は、特定の地域に集中して出店を重ねる方針と、出店の初期投資(店舗開設費用)を低く抑える点に特徴があります。
異業種との共同出店・テナント出店 今回の「ロピア熱田コジマ店」は家電量販店「コジマ」の店舗スペースへの出店であり、2026年6月25日に開設された「ロピア 横浜鶴見店」(神奈川県横浜市、ヤマダデンキ運営の「鶴見中央三丁目ビル」3階に出店)と同様、商業ビルの空きフロアや他業種の店舗内へテナントとして入居する手法を多用しています。これにより、自社で建物を新築する場合と比べて初期投資額を大幅に圧縮しています。
創業地である神奈川県から首都圏(1都3県)へ高密度に出店した後、現在は以下のエリアへ展開を広げています。
国内 中部圏(愛知県など)、関西圏、東北圏(宮城県)、山陽圏、九州エリア
海外については2023年の台湾進出に続き、2026年2月にはタイへ進出。アジア圏の主要都市を今後の成長領域と位置付けています。
精肉の強みと垂直統合
ロピアの競合優位性は、創業事業である「精肉」の調達・加工力と、生産から流通、販売までを自社グループで担う垂直統合(SPA化:製造小売業の仕組み)にあります。
一頭買いによるコスト低減 オリジナル国産牛「みなもと牛」などの牛・豚を一頭買いし、自社の加工センターで商品化します。これにより、人気の高い部位だけでなく、全部位を効率よく商品化して販売する技術を確立しています。
グループ企業による卸売・製造機能の取り込み 持株会社体制(OICグループ)への移行に伴い、卸売業者や食品製造業をグループ傘下に収めています。
川崎南部青果株式会社 / 川崎丸魚株式会社 青果・水産の卸売機能をグループ内に持ち、市場から直接調達することで、中間流通コストを削減しています。
株式会社ユーラス 輸入食品や飲料、酒類の自社輸入を行う貿易会社であり、独自性の高い海外商品を調達しています。
利恵産業株式会社 惣菜やデザートなどの製造工場を保有し、独自の自主企画商品を内製化しています。
現場主導の組織構造とローコスト運営
店舗運営においては、多くのチェーンストアが採用する「本部主導による一括管理」とは異なり、独立採算制の「現場主導型」を採用しています。
売場責任者への権限委譲 精肉、鮮魚、青果、惣菜などの各部門長が、自部門の仕入れ、価格設定、陳列、販売計画の決定権を持ちます。各店舗の周辺環境や客層、競合状況に合わせて、現場がその場で柔軟に価格や品揃えを決定します。店舗は、それぞれの専門専門店が集まった「個人商店の集合体」のように機能し、現場の競争意識を促しています。
原則現金決済 キャッシュレス決済に伴う加盟店手数料(売上に対する数パーセントの手数料)を削減し、その分を商品価格に反映させる方針をとっています。
コインロック式カート カートの利用時に100円硬貨を投入し、返却時に返金されるシステムを採用しています。利用客自身にカートを戻させることで、店舗スタッフによるカート回収の手間と人件費を削減しています。
グループM&A戦略による事業再生
OICグループは、経営課題を抱える同業者や、後継者不足の地方スーパーの買収を通じて事業規模を拡大しています。
株式会社スーパーバリューの再生
2022年にスーパーバリュー(東証スタンダード上場)を子会社化しました。ロピアの生鮮調達力と店舗運営ノウハウを投入し、不採算であったホームセンター部門や一部店舗の構造改革を実施しました。その結果、直近の2026年2月期第1四半期決算などにおいて、経常利益の黒字化を達成しています。
地方企業の傘下入り
ローカルスーパー(アキダイなど)や、地方の老舗食品メーカー(とら醤油、京都食品など)を傘下に収め、それぞれの地域基盤や製造ラインをグループ全体のサプライチェーン(供給網)へ組み込んでいます。
◆ロピア買物商品
例えば生鮮食品売場では「鮮度・大粒にこだわった果物」、「生本鮪ブーメラン(赤身、中トロ、大トロ3部位)」,「魚萬鮪・はみだし巻」,「薫煙荒挽ウインナー」,「POKE BOWLSバイキング」、「大ネタ寿司バイキング」,「みなもと和牛」,「黒毛和牛メガ盛り」、「自社工場製造ハム・ソーセージ」「ゴチGOCHIシリーズ」・
チルド&冷凍グロサリーでは,「ディナーピザ(マルゲリータ,クアトロフォルマッジ)」,「ラップサンド,カルビローラー」,「つけめんMASAの魚介醤油つけ麺」,「冷凍たこ焼き」,「自社製ナゲット&フリッター」,「かけるチーズ」,「世界のごちそうシリーズ」,「やみつき肉餃子・野菜餃子」。
惣菜・米飯では「メガ盛りパック」,「テリヤキチキン」,「やみつき肉餃子」,「うなぎ姿寿司」,「うな玉丼」,「キンパ」,「小林さんちのおにぎり」,「大きな皮のせ焼売」,「小林さんちのナポリタン超絶ミートソース」,「ロースカツ重」,「モンSTARバーガー」,「にぎり寿司」,「でっかいチキンカツ」,「キャベツ焼き」,「ロピア肉団子」,「きゃべつメンチカツ」,
グロサリーでは「いちごバター」,「ロピアドレッシング」「フォロのドレッシング」,「バター薫るコーンスープ」,「おつまみジャーキー」,「にんにくステーキだれ」。
菓子やスィーツでは「シュークリーム」,「ニューヨークチーズケーキ」,「今川焼」,「練乳鈴カステラ」,「スパイスケーキ」,「アソートマカロン」,「ピスタチオ生クリームプリン・なめらかチーズケーキ」等々。

何にしても行くとあれこれ買物してしまうのはコストコ同様に「ココでないと買えない商品を販売」しているから。
よって、他のディスカウンターと比較して「競合が大変」とか「どう迎え撃つか」等の憶測はあまり意味がないと思う。
スーパーマーケット直近売上高ランキング


ロピア・スーパーバリュー・アキダイに関する記事
★印は訪問記
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