・6/25 ロピア横浜鶴見店
神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3丁目17番1号 鶴見中央三丁目ビル3階
営業時間10:00~20:00
開店日2026/06/25

◇出店地付近の地図
1. 財務・業績推移の分析
OICグループは非上場企業ですが、新卒採用向けの公式開示やグループ企業、報道により連結売上高が公表されています。
直近の業績推移は以下の通りです。
2023年2月期: 3,401億円(グループ合計)
2024年2月期: 4,126億円(グループ合計)
2025年2月期: 5,213億円(グループ合計)
2026年2月期: 6,404億円(グループ合計)
2020年2月期(単体売上高1,595億円)と比較すると、6年間で約4倍の事業規模に拡大しています。この増収を支えるのは、年間20〜30店舗ペースの新規出店と、既存店の高いスクラップ&ビルド、そして地方スーパーのM&A(子会社化)です。
2. 出店戦略の特徴と「横浜鶴見店」の位置づけ
ロピアの出店戦略は、ドミナント展開の徹底と、出店投資コスト(イニシャルコスト)の圧縮に特徴があります。
新店「ロピア 横浜鶴見店」の概要
2026年6月25日に開設される「ロピア 横浜鶴見店」は、ヤマダデンキが営業する「鶴見中央三丁目ビル」の3階フロアへ入居する形態です。
所在地: 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3丁目17番1号 鶴見中央三丁目ビル3階
市場環境: 道路を挟んだ至近には、イトーヨーカドーを核店舗とする商業施設「LICOPA鶴見」が存在します。大手GMS(総合スーパー)の足元に出店し、生鮮食料品の価格と品質で競合をしかける同社特有の対面出店です。
出店エリアの拡大
神奈川県藤沢市を起点に首都圏1都3県で高密度な店舗網を構築した後、現在は以下のエリアへ展開を広げています。
国内: 関西圏、中部圏、東北圏(宮城県)、山陽圏、九州エリア
海外: 2023年の台湾進出に続き、2026年2月にはタイへ初出店を果たしています。アジア圏の主要都市を今後の成長の軸に据えています。
調達戦略:精肉発祥の強みと垂直統合(SPA化)
ロピアの競合優位性の源泉は、創業事業である「精肉」の調達・加工力と、川上(製造・卸)を取り込む垂直統合型の仕組みにあります。
一頭買いによるコスト低減と分散: オリジナル国産牛ブランド「みなもと牛」をはじめとする牛・豚の一頭買いを行い、自社の加工センターで商品化します。これにより、ロースやヒレなどの特定部位だけでなく、全部位を無駄なく商品化・販売するノウハウを確立しています。
グループ企業を通じた調達網の拡大: 持株会社体制(OICグループ)への移行に伴い、地方市場や卸売業者、食品製造業を次々と傘下に収めています。
川崎南部青果株式会社 / 川崎丸魚株式会社: 青果・水産の卸売機能をグループ内に保有することで、市場からの直接調達および中間流通コストの削減を図っています。
株式会社ユーラス: 海外からの食品・飲料・酒類の自社輸入を担う貿易会社。これにより、輸入食品の独自調達を可能にしています。
利恵産業株式会社 / 利恵産業等: 惣菜・デザートなどの製造工場。自社オリジナルのプライベートブランド(PB)商品を内製化しています。
店舗運営と組織構造:「事業部制」と「現場主導」
ロピアの店舗運営は、日本の多くのチェーンストアが採用する「中央集権型・本部主導」とは対照的な、独立採算型の事業部制(現場主導型)を採用しています。
部門長(チーフ)への大幅な権限委譲: 精肉・鮮魚・青果・惣菜などの各部門長が「一国一城の主」として、自部門の仕入れ・値付け・陳列・販売計画のすべての権限を握ります。本部のバイヤーが全店一括で決定するのではなく、各地域の競合状況や客層に合わせて、現場がリアルタイムに価格や商品構成を決定します。
個人商店の集合体: 店舗は、精肉店、鮮魚店、青果店が1つの建物に集まった「個人商店の集合体」のように機能します。各部門が独立して利益管理を行うため、現場の競争意識とモチベーションが高く維持される構造です。
ローコスト
原則現金決済: キャッシュレス決済による手数料(売上の数パーセント)を削減し、その分を商品価格に還元する方針を継続しています。
カート有料制(コインロック式): 100円硬貨の返却式カートを採用し、買い物客自身にカートを戻させることで、店舗スタッフのカート回収にかかる人件費を抑制しています。
グループM&A戦略による事業再生
近年の成長スピードを支えているもう一つの側面が、経営状況が悪化した同業者や、後継者不足に悩む地方スーパーの救済・買収です。
株式会社スーパーバリュー(東証スタンダード上場)の傘下入り: 2022年に子会社化。ロピアの生鮮調達力とノウハウを注入し、不採算だったホームセンター部門や一部スーパーの構造改革を進め、直近の2026年2月期第1四半期決算などでは経常利益の黒字転換を達成しています。
地方老舗企業の買収: 各地のローカルスーパー(例:アキダイ等)や食品メーカー(とら醤油、京都食品等)を傘下に収め、それぞれの地域基盤や製造ラインをOICグループ全体のサプライチェーンへ組み込んでいます。
◆ロピア買物商品
例えば生鮮食品売場では「鮮度・大粒にこだわった果物」、「生本鮪ブーメラン(赤身、中トロ、大トロ3部位)」,「魚萬鮪・はみだし巻」,「薫煙荒挽ウインナー」,「POKE BOWLSバイキング」、「大ネタ寿司バイキング」,「みなもと和牛」,「黒毛和牛メガ盛り」、「自社工場製造ハム・ソーセージ」「ゴチGOCHIシリーズ」・
チルド&冷凍グロサリーでは,「ディナーピザ(マルゲリータ,クアトロフォルマッジ)」,「ラップサンド,カルビローラー」,「つけめんMASAの魚介醤油つけ麺」,「冷凍たこ焼き」,「自社製ナゲット&フリッター」,「かけるチーズ」,「世界のごちそうシリーズ」,「やみつき肉餃子・野菜餃子」。
惣菜・米飯では「メガ盛りパック」,「テリヤキチキン」,「やみつき肉餃子」,「うなぎ姿寿司」,「うな玉丼」,「キンパ」,「小林さんちのおにぎり」,「大きな皮のせ焼売」,「小林さんちのナポリタン超絶ミートソース」,「ロースカツ重」,「モンSTARバーガー」,「にぎり寿司」,「でっかいチキンカツ」,「キャベツ焼き」,「ロピア肉団子」,「きゃべつメンチカツ」,
グロサリーでは「いちごバター」,「ロピアドレッシング」「フォロのドレッシング」,「バター薫るコーンスープ」,「おつまみジャーキー」,「にんにくステーキだれ」。
菓子やスィーツでは「シュークリーム」,「ニューヨークチーズケーキ」,「今川焼」,「練乳鈴カステラ」,「スパイスケーキ」,「アソートマカロン」,「ピスタチオ生クリームプリン・なめらかチーズケーキ」等々。

何にしても行くとあれこれ買物してしまうのはコストコ同様に「ココでないと買えない商品を販売」しているから。
よって、他のディスカウンターと比較して「競合が大変」とか「どう迎え撃つか」等の憶測はあまり意味がないと思う。
スーパーマーケット直近売上高ランキング


ロピア・スーパーバリュー・アキダイに関する記事
★印は訪問記
・2025/03/24ロピア尾張旭店(CiiNA,CiiNA)
・2023/10/11ロピア筑紫野シュロアモール店(福岡県)
・2023/08/21THE BIFTEKI川崎砂子店(川崎市)
・2023/04/25ロピアとコラボスーパーバリュー杉並高井戸店
・2023/04/08ロピアとコラボスーパーバリュー杉並高井戸店
・2021/02/05ロピア小平店(アクロスプラザ小平)
・2018/05/28スーパーバリュー上尾緑丘店
・2018/05/03卸売パワーセンター岩槻店(埼玉県)
・2018/04/16スーパーバリュー世田谷松原店
・2018/04/10ロピア印西BIGHOP店
・2017/12/08スーパーバリュー南浦和店
・2017/10/24スーパーバリュー大宮三橋店
・2017/10/09スーパーバリュー幕張西店
・2017/09/07スーパーバリュー上尾緑丘店
・2017/05/23ロピア浦和クイズゲート店
・2017/03/16スーパーバリュー練馬大泉店
・2017/01/19スーパーバリュー春日部小渕店
・2016/11/29ロピアふじみ野店(埼玉県)
・2016/10/18スーパーバリュー川口伊刈店
★・2013/11/28ロピアららぽーとTOKYOBAY西館訪問記
==============




