・9/10TOFROM YAESU TOWER
施設HP
東京都中央区八重洲一丁目6番1号
地上51階・地下4階
高さ 約250m
敷地面積 約10,600㎡
延床面積 約225,000㎡
主要用途 事務所、店舗、医療施設、劇場・カンファレンス、バスターミナル、住宅など



東京駅八重洲口前の大規模複合施設「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」が2026年9月10日に開業する。八重洲地下街を介して東京駅と直結する地上51階・地下4階、高さ約250mの建物で、2026年2月28日に竣工している。
ただし、建物内の全施設が9月10日に一斉に営業を始めるわけではない。「バスターミナル東京八重洲 地下A」は3月20日、「東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス」は5月1日にプレオープン、日本医科大学八重洲健診ステーションは6月30日に開業済み。9月10日は、主として商業ゾーン「TOFROM YAESU Shop & Restaurant」の本格開業日という位置付けになる。
商業ゾーンは最終68店舗、9月10日は55店舗
「TOFROM YAESU Shop & Restaurant」は、TOFROM YAESU TOWERの地下階~地上4階と、隣接する「TOFROM YAESU THE FRONT」の地下階~地上2階に展開。両棟を合わせた商業部分は約6,000㎡で、飲食店を中心に68店舗が出店する計画となっている。
ここは数字の扱いに注意したい。68店舗すべてが9月10日に開店するわけではなく、9月10日時点でTOFROM YAESU TOWER内に55店舗が開業予定。TOWER内の残る店舗とTOFROM YAESU THE FRONT内の店舗は、2026年冬以降に順次開業する。したがって「9月10日に68店舗オープン」ではない。
八重洲の老舗と新しい飲食店を組み合わせる
商業ゾーンでは、再開発前から八重洲で営業していた店を新しい施設内に戻す一方、東京各地から新たな飲食店も導入する。代表例は、創業170年を超える「割烹 嶋村」、70年を超える本格中華料理店「Tai Kou Rou TOKYO」。一方、新規出店では「天よこた 明日へ」「焼鳥 おみ乃 雫」などが加わる。
2階には12店舗を集めた専門店ゾーン「YAESU 東京界」を配置。大規模な飲食フロアとして一体化するのではなく、八重洲に多く見られた路地沿いの小規模な飲食店を意識した空間づくりとしている。建物の低層部についても、店舗を建物内部だけに向けず路面側へ配置し、従来の八重洲の街並みを意識した構成となっている。
地下~4階に飲食・物販店
地下階には「クリスプサラダワークス」「スターバックス」「小諸そば」「参厘舎」などが出店。地上階には「割烹 嶋村」をはじめ、和食、洋食、中華、焼鳥、天ぷら、居酒屋など幅広い飲食店を配置する。公式サイトでは各店舗の営業時間、電話番号、座席数なども順次公開されている。
例えば地下階の「スターバックス コーヒー トフロム八重洲タワー店」は9月10日オープン。当日の営業時間は11時~22時で、通常は平日7時~22時、土日祝8時~22時としている。
約1,200㎡の「檜物町スクエア」
施設内には約1,200㎡の「檜物町スクエア」を整備。「檜物町」は再開発区域の旧町名で、吹き抜け空間に高さ約7mの高木や、檜を使ったベンチ、テーブルなどを配置する。1階には山王祭で地域を巡行する檜物町の神輿を常設展示する。
また、八重洲通り、八重洲仲通り、外堀通り、さくら通りを結ぶ3本の通路を設け、建物そのものを周辺街区の通り道として利用できるようにしている。東京駅前の大型ビルでありながら、館内だけで人を回遊させる商業施設とは少し異なる構成が特徴となる。
TOFROM YAESU TOWER
TOFROM YAESU TOWERは「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」として整備された。施行者は東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合。2021年10月1日に着工し、2026年2月28日に竣工した。基本設計は日本設計、実施設計は大林組一級建築士事務所、施工は大林・大成建設共同企業体。
隣接する地上10階・地下2階の「TOFROM YAESU THE FRONT」は2026年7月15日に竣工。TOWERとの2棟で「TOFROM YAESU」を構成する。「TOFROM」は「TO」と「FROM」を組み合わせた名称で、八重洲へ集まり、八重洲から発信するという意味を持たせている。

