ヤオコー八王子中野上町店(ブルーゾーンホールディングス,東京都八王子市)2026年9月4日オープン。八王子市3店舗目、ヤオコーの沿革と取組概要、ミールソリューションと店舗づくり。

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※食彩品館グループでは「紙の時代の名残」「段落が変わる(話題が変わることの視覚化)」のため、“あえて”文頭1文字を開けています。

目次

・9/4ヤオコー八王子中野上町店

店舗HP
東京都八王子市中野上町四丁目19番16号
℡042-649-7974
営業時間 9時~21時45分
休業日 1月1日~3日、ほか1日
ヤオコー売場面積 1,846.88㎡
駐車場 146台
駐輪場 137台
バイク 10台
ニュースリリース2026/08/31(株式会社ヤオコー)
※店舗個別ページは2026年9月3日10時公開予定。

 ヤオコー八王子中野上町店が2026年9月4日午前9時オープン。出店地はJR中央線西八王子駅から北へ約1.5km、八王子駅から約2.5kmの秋川街道沿い。周辺には戸建住宅、集合住宅、市役所、市民センター、学校などが立地する。ヤオコーの開店案内によると、1km圏内人口は約2万4,000人、約1万3,000世帯、3km圏内では約19万6,000人、約10万6,000世帯。八王子市内では八王子並木町店、八王子鑓水店に続く3店舗目で、東京都では18店舗目となる。

 店舗は2階にヤオコー売場を配置し、1階と平面部分を駐車場として使用。1階にはクリーニング、ATM、証明写真機、3階にはドラッグストア、100円均一、歯科が入居予定で、各テナントは順次開店する。初年度売上高は22億円を計画し、従業員は正社員18人、パートナー・ヘルパー・アルバイト延べ120人。

商品・売場

 ストアコンセプトは「毎日の食卓に『美味しさ』と『品揃え』を届けるお店」。精肉では自社製ローストビーフ、時間帯に応じて品揃えを変更するミートデリカ、焼肉用商品などを展開。鮮魚では生まぐろと旬の近海魚を揃え、青果では地元野菜のフェアや旬の果物の対面販売を実施する。

 デリカでは店内調理の米飯をはじめ、「煮込みロースかつ重」、ちらしずしなどを品揃え。店内製造の焼きたてピザ、フランスパン、デザート類も販売する。グロサリーでは地元メーカーの商品を取り揃えるほか、地酒について小容量商品も品揃えする。

大規模小売店舗立地届出

・<5/30予定>ヤオコー八王子中野上町店
企業HP
東京都八王子市中野上町四丁目3655
店舗面積 3,079㎡
駐車場 144台
大店立地届出時開店予定2026/05/30予定
届出日2025/09/29
紹介記事2/14

 大規模小売店舗立地法に基づく新設届出では、所在地を八王子市中野上町四丁目3655、店舗面積3,079㎡、駐車場144台、新設日を2026年5月30日として届出。開店時にヤオコーが公表した店舗情報では、住所は中野上町四丁目19番16号、ヤオコー売場面積1,846.88㎡、駐車場146台、営業時間9時~21時45分となった。届出の店舗面積3,079㎡は大規模小売店舗全体についての届出値で、1,846.88㎡はヤオコーが開店時に公表した自社売場面積。

 ※大店立地届出時の開店予定日は実際の開店日ではありません。大店立地届出日を基準日としてその翌日から8ケ月後を開店予定日として届出しているのがその理由(8ケ月間規制、例外あり)。
 【参考事例】①6/1届出(起算日)→8ケ月後の2/2が応当日で2/1が満了日。②6/30届出(起算日)→8ケ月後の2/30が応当日だが、無いため2/28が満了日。
 また、8ケ月経過しなくとも意見を有しないと都道府県等からの通知が届いた時点で手続きは完了し出店が可能となる。よって、届出時の開店日をそのまま表示することによる誤解を防ぐため“<予定>”としています。

ヤオコーについて

 ヤオコーは1890年に埼玉県武州小川町で「八百幸商店」として創業。現在は「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」を掲げ、生鮮食品、デリカ、店内加工商品に加え、献立提案やクッキングサポートなどを組み合わせた店舗づくりを進めている。ヤオコーが「ミールソリューション」と呼ぶ取り組みは、単に商品を販売するだけでなく、毎日の献立や食事に関する困りごとへの提案まで含めた考え方となっている。

 八王子中野上町店開店後の店舗数は、埼玉県107店舗、千葉県34店舗、群馬県17店舗、東京都18店舗、神奈川県16店舗、茨城県7店舗、栃木県6店舗の計205店舗。

ヤオコーの店舗づくりとミールソリューション

 現在のヤオコーの店舗づくりにつながる大きな変化点は1990年代。1994年度に第一次中期経営計画を開始し、価格を中心とした店舗とは異なる方向として「ライフスタイルアソートメント型スーパーマーケット」を目指す方針を進めた。1998年には狭山店を大規模改装し、この考え方を本格的に店舗へ導入。クッキングサポート、店内加工の総菜、果物や青果の売場展開、対面鮮魚、味付け精肉、キッチンカフェなどを組み合わせた売場を構成した。

 この狭山店で具体化した食生活提案をさらに進めた店舗が、2003年開店の川越南古谷店と2004年開店のワカバウォーク店。川越南古谷店では、おかずバイキング、サラダステーション、クッキングサポート、キッチンカフェなどを展開し、「ミールソリューション」を店舗全体で具体化する取り組みを進めた。2017年には川越南古谷店を大規模改装し、「ミールソリューションの進化」による新たな旗艦店モデルの実験を開始している。

 狭山店の1998年改装は、「ライフスタイルアソートメント型スーパーマーケットとしての目的だけでなく、外資系競合店対策という側面もあったと記憶している。
当時は大手企業から転職した店長を筆頭に「ミールソリューション」と「視覚に訴える売場と商品づくり」を具現化し、カルフールに打ち勝つことに成功(公式記録には記載無し)。

人材育成と経営承継

 ヤオコーでは店舗づくりとともに、人材育成も長期的な取り組みとして進めてきた。2006年12月に川越研修センターを開設。2020年12月には八千代研修センター・八千代寮を開設している。中期経営計画でも、個店経営と全員参加の商売を実践できる人材の育成を重点項目としてきた。

 経営面では、1985年に川野幸夫氏が代表取締役社長に就任。2007年6月に同氏が代表取締役会長となり、弟の川野清巳氏が社長を引き継いだ。2013年4月には川野幸夫氏の次男である川野澄人氏が社長に就任した。川野澄人氏は2001年にヤオコーへ入社後、複数店舗で店長を経験し、グロサリー部長、取締役、代表取締役副社長などを経て社長となった。今回確認した公式資料では、最初に店長を務めた店舗名までは確認できなかったため、店舗名については記載していない。

加工・物流体制

 店舗網の拡大と合わせて、加工・物流機能も段階的に整備してきた。1985年には生鮮食品の大規模加工と低温配送の拠点となる生鮮センターを開設。1995年には常温物流拠点として花見台配送センターを開設し、1997年には千葉・茨城両県への店舗展開に備えて千葉物流センターを開設した。1999年には伊勢崎物流センター、2002年には狭山グロッサリーセンターと狭山チルドセンターを開設。

 2014年には東松山市にデリカ・生鮮センターを開設し、2017年には熊谷物流センター、2021年には生鮮プロセスセンター機能を備えた熊谷デリカ・生鮮センターを開設。現在は物流センターとデリカ・生鮮センターを組み合わせ、店舗への商品供給と店内作業の効率化を進めている。デリカ・生鮮センターでは加工・包装に加えて商品開発機能も持ち、原料調達、製造、物流、販売までをつなぐ体制を構築している。

ヤオコーの沿革

 1890年 埼玉県武州小川町で「八百幸商店」を創業。
 1957年 有限会社八百幸商店を設立。
 1958年 セルフサービス方式のスーパーマーケットを導入。
 1968年 旧嵐山店を開店し、本格的なチェーン展開に着手。
 1972年 チェーン展開の実質的な第1号店となる小川ショッピングセンターを開店。
 1974年 株式会社ヤオコーを設立。
 1985年 川野幸夫氏が代表取締役社長に就任。生鮮センターを開設。
 1988年 株式公開。
 1994年 第一次中期経営計画を開始。ライフスタイルアソートメント型スーパーマーケットを目指す取り組みを進める。
 1995年 花見台配送センターを開設。
 1997年 千葉物流センターを開設。
 1998年 狭山店を大規模改装し、ライフスタイルアソートメント型スーパーマーケットの店舗づくりを本格化。
 1999年 伊勢崎物流センターを開設。
 2001年 連結売上高1,000億円を達成。デリカ部門を事業部化。
 2002年 狭山グロッサリーセンター、狭山チルドセンターを開設。
 2003年 川越南古谷店を開店し、ミールソリューションを進めた店舗づくりを展開。
 2004年 ワカバウォーク店を開店。
 2006年 川越研修センターを開設。
 2007年 川野幸夫氏が代表取締役会長となり、川野清巳氏が社長を継承。
 2013年 川野澄人氏が代表取締役社長に就任。PB「Yes!YAOKO」を開始。
 2014年 東松山市にデリカ・生鮮センターを開設。
 2015年 ヤオコーネットスーパーを開始。
 2016年 農業事業「ヤオコーファーム」を開始。
 2017年 川越南古谷店を大規模改装し、新たな旗艦店モデルの実験を開始。エイヴイを完全子会社化。熊谷物流センターを開設。
 2020年 所沢北原店を大規模改装し、次世代旗艦店モデルの実験を開始。八千代研修センター・八千代寮を開設。
 2021年 フーコットを設立。熊谷デリカ・生鮮センターを開設。自社工場製造商品ブランド「eat!YAOKO」を開始。
 2024年 せんどうを連結子会社化。
 2025年 持株会社体制へ移行し、ブルーゾーンホールディングスを中心とするグループ経営体制へ移行。

ブルーゾーンホールディングス

 「あえて“ヤオコーグループ”としなかった(2025年の統合報告書)」。ヤオコーを中心とした親子関係ではなく、各社が対等な「兄弟」の関係となることを目指したためとしている。
 ブルーゾーンホールディングスではヤオコーのほか、エイヴイ、フーコット、せんどうなどを展開。ヤオコーが食生活提案を中心とした店舗を展開する一方、エイヴイ、フーコットでは価格訴求を強めた店舗を展開している。グループとして異なる店舗モデルを持ちながら店舗網を拡大している。

株式会社ヤオコー会社概要

 商号 株式会社ヤオコー
 創業 1890年
 会社設立 1957年7月
 本社 埼玉県川越市新宿町1丁目10番地1
 資本金 98億4,600万円
 事業内容 スーパーマーケット事業
 従業員数 19,183人(2026年3月31日現在)
 店舗数 202店舗(2026年3月31日現在)

小売業売上ランキング(2025年)NEW

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2023/03/01ヤオコー深谷上野台店建替

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2023/05/29フーコット三芳竹間沢

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2023/08/25ヤオコー東大和清原店

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2024/01/09ヤオコー伊奈店(埼玉県)

2024/02/29ヤオコー川崎枡形店

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2024/04/01ヤオコー東鷲宮店(久喜桜田)

2024/04/19ヤオコー学園前店(千葉市)

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2024/05/10ヤオコー武蔵浦和店

2024/06/22ヤオコー浦和三室店

2024/09/20ヤオコー東鷲宮店

2024/10/25ヤオコー渋川店(群馬県)

2025/03/01ヤオコーまるひろ上尾店

2025/03/17ヤオコー綾瀬店(神奈川県)

2025/03/26ヤオコー岩槻本丸店(さいたま市)

2025/05/10ヤオコー東戸塚店(横浜市)

2025/06/11ヤオコー杉並桃井店

2025/06/15ヤオコー松戸古ヶ崎店

2025/06/15ヤオコー板橋四葉店

2025/06/26ヤオコー松戸古ケ崎店

2025/07/25ヤオコー福生牛浜店

2025/08/16ヤオコー板橋四葉店

2025/11/22ヤオコー船橋薬円台店

2026/01/28ヤオコー相模原西橋本店

2026/02/14ヤオコー八王子中野上町店

2026/05/21ヤオコーコトエ橋本店(神奈川県)

2026/07/27ヤオコーロッテスクエア武蔵浦和店

2026/09/01ヤオコー八王子中野上町店

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この記事を書いた人

食品調達部門統括、店舗運営部門統括、商品戦略本部長を歴任し、現在に至る(定年退職)。調理師、食肉技師、有機栽培行程管理士教育受講、法学士。

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