「中京地区」って何処まで?
「中京地区」という名称を使うあたりがなんともはやな大阪屋ショップ。「東海地区」で良いと思うが、北陸からすると東海方面は名古屋を中心とする名古屋大都市圏というイメージなんでしょうね。
中京圏は狭義では名古屋圏(愛知・岐阜・三重含む)で、広義では東海地区に加えて静岡県西部、長野県南西部、富山県南部、滋賀県東部まで含むという説がある。
また、中京経済圏だと、福井県大野市付近を含むという説もある。
このように北陸の一部まで中京圏とする説もあるが、大阪屋ショップは特に気にせずに中京地区と言っている様子。推定、東海地区の範囲を想定していると推測。
だったら「東海地区」で良いと思うが・・・。
・2026年夏 大阪屋ショップ日進店(愛知県日進市)
企業HP
愛知県日進市赤池町モチロ
売場面積 約690坪
売上25億円(初年度年間ペース)
ニュースリリース2025/07/18
開店日2026/夏/
記録日2025/07/18(紹介記事7/18)
◇出店地付近の地図
小売業ランキング(2005年)とスーパーマーケットニンキング(2024年)


大阪屋ショップについて
大阪屋ショップ(本社 富山県)は1958年に青果店として創業。スーパー大阪屋(個人営業)としては1967年に新庄店がオープン。
会社組織としてのスーパーマーケットは1973年より営業。
Edy-楽天ポイントカードを導入している。
CGCグループとセルコグループに加盟。
“大阪屋”の名称は創業者平邑 秀樹氏の修業時代の地名より命名(wikipediaより)。
当初は富山県での出店をしていたが、2010年に石川県進出、2023年愛知県進出。
そして今回、岐阜県進出。
2024年4月現在は売上高959億円(2024年連結実績)、52店舗(富山43店、石川8店舗、愛知県1店舗、岐阜2店)となっている。(ホームページより。2025/07/18確認)
店舗は食品を中心としたスーパーマーケットで、特に北陸の鮮魚をメインとした品揃えは本社から遠隔地に出店した愛知県でも評判。
いわゆる“地方のスーパーマーケット”を拡大運営する目標数値として100店体制や売上高1,000億円超えがある。
そのための戦略・戦術はドミナント出店(地域内集中出店)による地域内寡占化、あるいはM&Aによる店舗数拡大が基本ながらも、昨今の小売業ではロピア社(本社 神奈川県)のように一気に離れた地域への出店(東北・中部・近畿・九州)を積極的に仕掛ける企業もある。
一般的にチェーンストア化を目指す企業は本社から距離が離れると、客側の印象として次第に運営力が物足りなく感じる傾向にある。
遠隔地までの商品や人材補給の兵站が伸びることのリスクを補うだけの本部サポート能力がある企業はともかく、遠隔地でも本来のパワーを発揮するためには「個店運営能力」の向上維持が必須。
◇関連記事(北陸のスーパーが愛知県・岐阜県進出)
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