日本万国博覧会,EXPO’70
55年前、1970年の大阪万博は小学校の修学旅行で訪れた。
三重県熊野市からさらに1時間(現在は30分ほど)ほど奥まった和歌山・奈良・三重県の県境付近。現在は世界遺産熊野古道伊勢路のルート上にある紀和町が出発地点。
↓ 熊野市付近の熊野古道ルート図と風伝おろし(右側画像)
在籍小学校からトンネルができる前の熊野古道風伝峠の狭い道を大型バスに揺られて、さらに高速道路がなかった時代にどのようなルートで奈良経由大阪まで行ったのか定かな記憶はない。
↓ 2013年撮影の風伝峠と近くの丸山千枚田
外国人を見たのも会話したのも初めてだった。前年にアポロ12号が持ち帰った月の石を展示するアメリカ館は大混雑していて観ることはかなわず。
代わりのソ連館に入場するために1時間半ほどかかった。
入場待ちの行列待機時に、水筒に入れて持っていたお茶に興味を持ったドイツからの来訪夫婦がいた。所望されたので、最初はぬるいお茶を出し、続いて少し熱いお茶を出し、最後にさらに熱いお茶を出してもてなしたところ、気に入られてドイツ留学をするきっかけに・・・・なるとこともなく、すっかり冷めて初夏の屋外常温になってしまった渋いお茶を進呈した。
相手のたどたどしく、アクセントに特徴のあるドイツ訛り英会話を小学生だった私は理解できなかったが、引率の先生が通訳してくれた。苦手なタイプの教師だったが、先生はすごいなと見直した。
お茶の原材料は母の実家の茶畑で積んで日光で干したほうじ茶。不施肥且つ化学合成農薬不使用(無肥料表示は正しくない,無農薬表示は禁止されている)の通称「自然栽培」のお茶です。今だったらそれなりの価値があるかも知れない。
ドイツ客が謝礼に100円を手渡してくれた。
1ドル=360円の固定相場制の時代である。日本銀行によると、2023年と1965年(昭和40年)比較で消費者物価指数は4.5倍となっているということで、当時の100円は現在の450円程度の価値であったと想定される。
それを見た周囲の同級生がそのドイツ人に「ボクのも」「私のも」と群がりお茶を差し出す。戦後のギブミーチョコレート時代の逆のような有様。ドイツ人夫婦は小銭を配り始めた。
それを見た引率の先生が「お前ら乞食かっ!!」と一括。今だったらPTAからクレームが来そうな言葉使いだが、当時は規制も甘いので( ´艸`)。今から考えると正確には「乞食」ではなく、「押し売り」だと思う。
そんなこんなで入館したソ連館は12歳になったばかりの少年にとってコルホーズやソホーズには興味なく、三菱未来館の映像迫力に圧倒された記憶が残る。
2025年の万博にも三菱未来館が出展する。そこだけでも見ておきたいと思っている。
愛・地球博2005年
ちなみに、2005年の愛・地球博にも家族で行っているものの、混雑していた記憶しか残っていない。
残っているのは仕事関係(万博宣伝に協力)でトヨタ本社より、私へ寄贈していただいた愛・地球博のトヨタグループ記念本3冊セット(非売品)。
アニメイトとのかかわり
そんな万博の思い出。
今回は大阪・関西万博へのアニメイトの出店の紹介記事。
20年ほど近く前に小学生だった息子の付き合いで「乗り鉄」の旅をしていた頃、少学高学年だった長女が「私も東京へ行きたい」と言い出し行動を共にすることに。
秋葉原や浅草に連れて行った後、途中、娘が要望したアニメイト池袋店へ寄ったのがアニメイトを知ったきっかけだった。
我が家としては「聖地」的なお店。
↓ こちらは2015/01/30に撮影した池袋店
その後、娘はオタク道に励み、大学では造形学部を専攻し、今では高級自家用車のデザイナー“もどき”となって、今上天皇の御料車仕様でもちょこっとだけ貢献。
娘は「あの時、アニメイトに連れて行ってもらったおかげで」とか「(国立ではなく)私立大学に進学したのに貯めておいてくれた学資保険のおかげで奨学金も借りなくてすんだ」とかのお礼の言葉もなく、数年前に嫁いでしまった。
なんにしても、娘の“今”を作ってくれた日本のポップカルチャーやサブカルチャーに属する文化の代表?であるアニメイトやコミケには感謝しています。
・4/13~10/13アニメイト大阪関西万博(大阪市)
企業HP
大阪府大阪市此花区夢洲中一丁目地先
大阪・関西万博 W43
リングサイドマーケットプレイス西
ニュースリリース
・アニメグッズの販売に加え、日本が誇るアニメ作品の展示や関連商品を、期間ごとにテーマを変えて展開するPOP-UPスペースを作成する予定
◇万博営業施設
□ラウンジ&ダイニング
・ラウンジ&ダイニング(FVジャパン株式会社)
□リングサイドマーケットプレイス東
・インドカレーの店(名鉄協商株式会社)
・ソウルLive(有限会社KORAIDOU)
・大阪ハラルムガルEXPO2025店(株式会社エス・エー・グループ)
・景福宮(有限会社KORAIDOU)
・SAIGON屋台(仮称)(名鉄協商株式会社)
□リングサイドマーケットプレイス西
・サスティナブルフードコート大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~(白ハト食品工業株式会社)
・つくもうどんEXPRESS大阪・関西万博店(株式会社神戸ゴマルゴ)
・おこしやす京の小路(一般社団法人 京都物産出品協会)
・K-POP SHOP 韓流スターワールド(有限会社KORAIDOU)
・アニメイト大阪・関西万博店(株式会社アニメイト)
・河童ラーメン本舗大阪・関西万博店(株式会社河童ヌードル)
・K-Restaurant&Café(株式会社高麗貿易ジャパン)
・魯園菜館大阪・関西万博店(有限会社魯園菜館)
□ウォータープラザマーケットプレイス西、東
・醗酵食堂 Hasshoku(株式会社初亀)
・ファミリーマート大阪・関西万博店(株式会社ファミリーマート)
・felissimore(フェリシモット)大阪・関西万博店(株式会社フェリシモ)
・URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE(株式会社アーバンリサーチ)
□EARTHTABLE~未来食堂~
・GF RAMEN LAB大阪・関西万博店(ケンミン食品株式会社)
・テラスニチレイ(仮称)(株式会社ニチレイフーズ)
・f fields(株式会社フラット・フィールド・オペレーションズ)
□JAPANマルシェ
・人と地球とショートケーキと FUJIYA EXPO 2025 STORE(株式会社不二家)
・souvenir JAPAN EAST 大阪・関西万博店(有限会社ノーブルクリエーション)
・京丹波(株式会社京丹波)
・大阪産(もん)名品の会(大阪産(もん)名品の会)
□風の広場マーケットプレイス
・牛カツ京都勝牛(株式会社ゴリップ)
・souvenir JAPAN WEST 大阪・関西万博店(有限会社ノーブルクリエーション)
□東ゲートマーケットプレイス
・ローソン大阪・関西万博店(株式会社ローソン)
・ローソンカフェ大阪・関西万博店(株式会社ローソン)
□未来型営業施設
・近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 大阪・関西万博 ウォータープラザ店
(サントリーホールディングス株式会社)
・くら寿司 大阪・関西万博店(くら寿司株式会社)
・SUNTORY PARK CAFE(サントリーホールディングス株式会社)
・水空SUIKUU(サントリーホールディングス株式会社)
・スシロー 未来型万博店(株式会社FOOD & LIFE COMPANIES)
・セブン‐イレブン 西ゲート店/セブン‐イレブン ウォータープラザ店(株式会社セブン-イレブン・ジャパン)
□未来型チャレンジショップ
・まねきダイニング(仮称)(まねき食品株式会社)
・らぽっぽファーム ~ おいもといちごのfarm to the table ~(白ハト食品工業株式会社)
□大阪・関西万博2025に関する記事
・2023/11/23大阪関西万博オフィシャルストア JR新大阪駅 エキマルシェ店(大阪市)