【祝!!開店情報追記】エクボスタイル新名和店(フィール,愛知県東海市)2025年3月20日オープン→フィール名和店をリブランド改装,価格政策,販売形態,広告戦術について→フィール名和店(新名和店,仮称,愛知県東海市)2025年春オープン,フィットハウス東海店跡地,ラ・ムー東海名和店至近,

食彩品館news

5か月前

・3/20エクボスタイル新名和店

★“EQVO!”。エクボスタイルはフィール社が新事業※(フィール社HP表現)としてレギュラー店舗とは異なる価格政策や販売形態・広告戦術を取り入れた店舗。一号店は2009年の「ちとせ店」。
当初はディスカウント“風”※※やEDLP“風”※※※な取り組みで始まったが、昨今の“EQVO!”はフィール社の良さ(出店地の生活感のある品揃えや価格政策)を残しつつ、価格政策でレギュラーと差異化したフォーマット。

※「業態」ではない。今回のようなリブランドを業態変更と表現していないのはさすがフィール社。
※※「ディスカウント」ではない。レギュラー店舗と価格政策が異なるだけ(印象)
※※※真の意味での「EDLP」ではないし、EDLPは「業態」でもない

店舗HP
愛知県東海市名和町向田１-１
℡052-604-2111
営業時間　10:00～21:00 (日曜日のみ9:00開店)
ニュースリリース
開店日2025/03/20
記録日2025/03/19(紹介記事3/20)

◇出店地付近の地図(Googleマップ)

以下、過去紹介記事

建設地には「名和店」で、自社募集サイトには「新名和店(仮称)」と紹介されています。私の希望としては、“一体、それはどこにあるんだい？”という名称にしていただくことを希望します。
・Q1店舗にユニークな名前を付ける理由を教えて下さい。

・春移転フィール名和店(新名和店)

企業HP　　募集ページ
愛知県東海市名和町向田1−１
開店日2025/春/
記録日2025/01/30(紹介記事2/4)

▢出店地域周辺事情

[近隣競合]
・MEGAドンキホーテユニー東海名和店
　(UDリテール)
・バロー名和店
・ラ・ムー東海名和店(届出名称:名和店)建築中

▢東海地区のスーパーマーケット売上高(2024年)
岐阜　バロー(単体) 454,217百万円
静岡　ﾏｯｸｽﾊﾞﾘｭ東海 361,880百万円
愛知　フィール　　 124,355百万円
愛知　カネスエ　　 99,000百万円
愛知　ヤマナカ 85,228百万円
愛知　アオキスーパー87,877百万円
静岡　ビッグ富士 64,061百万円
静岡　タカラエムシー55,316百万円
静岡　遠鉄ストア 54,509百万円
静岡　静鉄ストア 41,658百万円
三重　ぎゅーとら 38,426百万円
愛知　タチヤ(バロー)36,354百万円
静岡　田子重 33,516百万円
愛知　クックマート 33,323百万円

[近隣競合社の売上高]
大黒天物産　 240,635百万円(ラ・ムー,他)
UDリテール　 219,863百万円
↑MEGAドンキ,ドンキUNY,等
(PPIHとしては1,936,783百万円)

◇出店地付近の地図

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◆フィール社について私的印象を販売管理費比率からの視点で語る

　※売上高販売管理費比率。売上に対する費用の割合で、低いほど経費効率が良いとされる数値。
　
　直近の決算データを見ると全国のスーパーマーケット順位で30位、1,243億5500万円の売上(営業収入含む)。

東海地区ではイオン系とバローHD8,078億円(IR情報では7,826億円)を除くと、カネスエ990億円、ヤマナカ852億円、アオキスーパー879億円と、首一つ売上高が多い同社ですが、当然、強みも弱みもある。
40年前くらいは各店に「鬼軍曹」みたいなベテランが配置されていて、各売場の売場管理や商品管理などを徹底して見張っていた。当時はナフコカニエという名称。生鮮が強いスーパーという印象だった。
　その後、私は20年前くらいに愛知県を中心に東海地区のスーパー全店で買物目指すという徒労な週末活動をしていました。フィール社はナビに登録する時に「それって何処にあるの？」という店名が多くて（笑）。
併せて仕事やプライベートでも全国の店舗視察をしていたので、それなりに目は肥えている私でも納得する商品をフィール社で発見することが“たま(これはRegularスーパーではほとんど無いため大変貴重であり、決して否定的な事例ではありません)“にあります。特に新店オープン時の鮮魚売場には注目していたが、最近は温泉研究が忙しくて、オープン訪問でさえ訪れることがめっきり少なくなりました。(フィール社に限らず)

↑　その他のデータ一覧は最下段の記事リンクをクリック

　生鮮に関しては地域周辺に、より鮮度感のある専門店があるものの、目利き(鮮度感・相場観・食品衛生知識等々)ができない人にとってはチェーンストア的運営管理をしているスーパーマーケットで購入した方が無難かなと思う。
私的印象として当社の難点としてはドライグロサリー(食品・日用生活雑貨)の価格。
理由としては同社の販売管理費比率は未上場のため公開されていないが推測するに、大黒天物産(ラムー)20.6%、アオキスーパー22.6%よりも高く、ヤマナカ31.8%よりも低いといったところか。
直近の全国の決算実績を見ると、販売管理費比率がディスカウントスーパーである大黒天物産19.6%、トライアル17.5%と比較すると、安売り原資指標の一つである販売管理費比率はまだまだ改善の余地はあるのかなと思う。
目指すはアークスグループ(5,916億円)の22.4%、競合のアオキスーパーの22.6%だが、アオキスーパーは10年前くらいは17～18%程度だったことを思うと、現況ではなかなか販売管理費比率低減は難しいと思う。
(数値はTMGP調べ)

その他、流通企業、ディスカウントスーパー、生協の売上ランキングは以下のページにあります。
データは2023年、2024年等、各社直近データより掲載。　TMGP調査(2024/10/01時点)。